抗糖化作用試験
糖化はタンパク質が糖と結合することで物理的、生理的な劣化を起こす現象です。 ヒトの体内で糖化が進むとAGEs(糖化最終生成物)という老化物質が蓄積します。AGEsの蓄積はタンパク質の褐色化、硬化、炎症誘導など、様々な組織の機能低下に繋がります。
【1】In vitro試験
化粧品原料や食品などの機能性(抗糖化作用)の評価をin vitro試験にて実施いたします。
※in vitro試験
試験管や培養器などの中でヒトや動物の組織を用いて、体内と同様の環境を人工的に作り対象物による反応を確認します
- 糖化反応抑制試験
- 蛍光性AGEsの抑制試験
- ペントシジンの抑制試験
- AGEs中間体の抑制試験
- AGEs分解試験
- 架橋切断試験
- OPH活性増強作用試験
【2】ヒト試験(試験の実施には倫理審査が必要となります)
化粧品や食品などの安全性・有用性(抗糖化効果)の評価をヒト(臨床)試験にて検証いたします。
※ヒト試験
確かな被験者と提携先の医療機関とのネットワークを活かして、低コストで迅速かつ確実な試験を実施します。
- 血清・血漿試験
- 血清・血漿中のペントシジン測定
- 血清・血漿中のCML測定
- 角層テープストリッピング試験
- 角層中のCML測定
- 角層中のOPH活性測定